作り方

たった2か所縫うだけの簡単ブックカバーの作り方

こんにちは!りすのひるねです。
お気に入りの布でブックカバーが作れたら素敵ですよね。

今回紹介するブックカバーは、切って、折って、重ねて、2か所縫って、ひっくり返すだけの簡単仕様です。
ぜひ型紙を作って、たくさん作ってみてください(*´ω`*)

ブックカバーの作り方

ブックカバーの型紙を作る

背表紙分は、3㎝で1~2.5㎝幅の本に対応します。
もっと厚い本を入れたい場合は、背表紙の幅+1cm分にしてください。

図を参考に型紙を作ります。表布、内布、接着芯の3枚の型紙を作ります。
数字は、上から「文庫本」「単行本」「A5」です。
縫い代込、単位はcmです。

四角い型紙は、方眼のハトロン紙を使うと作りやすいです。

裁断する

型紙にそって、布を裁断します。
それぞれ1枚ずつです。

内布に接着芯を貼る

接着芯は縫い代を含まないサイズなので、上下1㎝内側に貼り付けます。
アイロンで押さえるときは、必ずあて布をして、スチームを使わないようにしましょう。
スチームを使うと、はがれやすくなります。

外布の端を折ってアイロンをかける

表布の左右の端を、折り返し分だけ折ってアイロンをかけます。

この時、アイロン接着テープを端の方に貼っておくと、ぴらぴらしないのでこの後の工程がやりやすくなります。省略可能。

折り返し分を1回折ったら、ひっくり返して、表側にもう一度折ります。
ここが、表紙を入れる部分になります。

内布を乗せて、しおりをはさむ

内布を中表になるように重ねます。

真ん中にしおりをはさみます。
しおりは、縦の長さより5センチほど長く切ります。
真ん中を出す時、あらかじめノッチなどの印をつけておいてもいいですし、内布を半分に折って、真ん中をだしてもいいです。
しおりは、上になる方に付けます。
一緒に縫わないように、待ち針を打ったら、下の方は横にずらしておきます。

上下の1cm内側を縫います。縫い始めと縫い終わりは返し縫をします。
このとき、折り返し部分は出来上がり線より2~3ミリ外側を縫うと、ひっくり返した時にまっすぐに見えます。
出来上がり線ピッタリを縫うと、表に返した時に折り返し部分の見た目が小さくなります。
難しければ、出来上がり線ピッタリ縫っても構いません。
見た目だけの問題で、本は入ります。

縫い代を3~5ミリに切ります。
縫い代が少ないほうが、ごろごろしにくいです。
気にならない場合は、省略可能です。

ひっくり返して整える

横のあいてるところから、ひっくり返します。

ひっくり返したら、縫い代を割ります。

袋になっているところに、両手の親指を入れてひっくり返します。
角は、目打ちで出します。

アイロンをかけて完成


お疲れ様でした。

この作り方で作ったブックカバーは、こちら↓で買えます。